ラインケーブルの素材・最近の傾向・選び方

ラインケーブルの素材・選び方についてご説明します!

ラインケーブルの素材・最近の傾向・選び方

ラインケーブルの素材・最近の傾向・選び方では、ラインケーブルを選ぶ際に重要な素材、また最近の傾向についてご説明します。


ラインケーブルの素材・最近の傾向 - Top

ハイブリット構造

アクロテック(今のアクロリンク)が6N銅(99.9999%の高純度銅)を初めてケーブルの導体に使ってから高純度競争が始まり、8N(99.999999%)まで進化したが純度の高さに比例してどんどん柔らかくなってしまうため8Nを限界として止まってしまいました。

また、素材が固有の音質を持っていたため扱いにくい素材となってしまいました。 そこで出現してきたのがハイブリット構造です。

5N+6N、5N+7N+8Nといった違う純度の素材を複数組み合わせて使うことによりお互いの個性を打ち消して癖の少ないケーブルを誕生させることに成功し現在の一つの主流となっています。

また、高純度素材に更にアニール処理を施すといった凝った線材も採用されています。


絶縁素材

絶縁体(シールド)の進化も見逃せません。

従来の絶縁素材と言えばPCV(ポリ塩化ビニ−ル)と相場は決まっていたが、近年登場してきたのが誘電率が空気並に低く最高の信号伝達を保証すると言われるテフロン素材(空気は理想的な絶縁素材と言われている)。

当初は高価な素材として超高級ケーブルにしか使えなかったが、最近では普及クラスにも使われるようになった。

プラグに限定して使用しているメーカー(大変効率が良くコストも比較的かからない)や贅沢に線材のリッツ構造に採用しているメーカーまで様々な方法で採用されている。 テフロン以外にも、新しい素材として高分子素材(PCVの1/4の低誘電率・・・)なども登場して注目され積極的に研究・採用されている。


銀素材

銀素材(Silver)の採用も最近の大きな流れと言えます。

ご存じの通り銀は優れた特性を持っていて昔より高級素材として存在していたが、大変高価である事や、音に強いキャラクターがある(・・・高域がキラキラする・・・)等使いこなすには高度な技術とノウハウが要求され、ごく一部のメーカーにしか採用されていなかった。

近年オーディオ用に開発された銀素材の登場で一気に各メーカーに採用されるようになり、好評を得ている。 また、究極の高純度銀4N(99.99%)や6N(99.9999%)も登場し、優れた音質で話題となっている。


クライオ処理(超低温処理)の普及

-100度以下(最高-192度)の超低温で物性処理を施し、分子のクラスター構造を整え、音質改善をする技術!!


ロジウムメッキの普及

金メッキより耐久性が高く経年変化に圧倒的に強いオーディオ用として最高級と言えるメッキ処理!!


様々なモジュール構造の採用

ケーブルの途中に様々なコア(ネットワーク)を挿入(接触型・非接触型)し電磁ノイズ、高周波ノイズ、不要輻射、振動による音質劣化を改善してしまう特殊構造!!


バイアス電圧コントロールシステムの採用

絶縁体に一定のバイアス電圧を加える事により音質を改善(エージングを不要に)する技術



上記のようにケーブルの進化にはまだまだ目を見張るものがありますが、具体的には音にどの様な変化となって現れているのでしょうか?

デジタルソースの完成度が上がってくるにつれて最近少しケーブルの音質や表現傾向に変化が現れてきました(ユーザーの要求が変わってきたとも言えますネ)。

まず最も変わったのは透明度の高さとSN比の改善で、これは特に普及クラスでの改善が著しく嬉しい傾向と言えます。

特に最近はシアターやマルチチャンネルと言った複雑なシステムを構築しようと思うとケーブルがめちゃめちゃ沢山必要となってしまいますよね!!

高級クラスでの変化は何と言っても伝送スピードの向上で、高速のレスポンスで濁りが無く明快、透明度の向上と合わせて広い音場感と音像の実在感の表現力を獲得しています。

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■ケーブルにはエージングが必要な製品が結構沢山あります。

慣らし方やメーカー、モデル(機種)によって必要なエージング時間は様々で全貌は分かりませんが、少なくとも数時間〜数10時間は使い続けてみてから、一度元に戻したときに一番変化が分かりやすいものです。


ケーブルは短い方が良い!

これ当然で当たり前ですが・・あまりにもギリギリの長さを選んでしまい線がピンと張ってしまったり、プラグを引っ張っている様な状態は電気的にも音質的にも決して良くありません。

特に導体が太かったり堅いケーブルは、ある程度余裕のある長さで検討した方が賢明でしょう。


プラグを交換する場合は必ず接点をクリーニングしましょう!

汚い端子は勿論、新品でも接点潤滑活性剤を塗って経年変化による音質劣化を防止する必要があります。


ラインケーブル

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